ちょっとSTOP!糖質制限では痩せない?デメリットと最適な食事とは

糖質制限ダイエットはデメリットのほうが多い!

『さあダイエットを頑張るぞ!
まず糖質を抜けばいいのか。もう米、小麦は一切摂らない!糖質制限して一気に体重減らすぞ!!』

そうやって無理なダイエットをしていませんか、、、?
これはよくある初心者ダイエッターが陥りがちな致命的なミスです。

『でも糖質減らせば実際体重減るし、、』との声も聞こえてきそうなので、極端な糖質制限を行うことに対するデメリットを挙げていこうかと思います。

なんで糖質制限が流行っているのか?
糖質制限がダメならどんな食事がいいの?
そんな疑問に答えていきます!

✔︎本記事の内容

  • なぜ糖質制限は痩せるのか?
  • 糖質制限のデメリット6選
  • 糖質制限をオススメしない理由
  • ではどういった食事が望ましいのか

この記事を書いている私はパーソナルトレーナーとして6年ほど活動。
年間約1500セッションのトレーニングを担当し、計100を超えるお客様から満足いく結果を手にしていただいてます。

なぜ糖質制限は痩せるのか?痩せないのか?

糖質制限は血糖値の急上昇を抑えることを目的としているダイエットです。
血糖値が上昇すると
→インスリンというホルモンが出る
→インスリンが脂肪をためこもうとする

すごくざっくりいうとこんな感じ。
糖質を制限することで脂肪をため込みづらくなります。

また肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンが減少し、体内の水分が減少。
その結果むくみが取れて体重も軽くなる!

確かにそうなんですが、、、
これって脂肪は落ちてないですよね?

じゃ―なんで糖質制限ダイエットは流行っているの?

それはズバリ「痩せたように見えるから!」
短期的には体の水分が減り、むくみが減り、痩せたように見える。

また日本人の主食である米を減らすことによって総接種カロリーが少なくなり実際に痩せる人もいます。

でも糖質制限にはデメリットがいっぱい!
せっかくダイエット頑張るなら科学的に効率がよくて、健康的にリバウンドのしにくい食事をおすすめします。

◼️糖質制限のデメリット6選

1.栄養不足のリスク

糖質制限は、主に炭水化物を制限するため、栄養バランスが崩れます。
米などに含まれる栄養素は何も糖質だけではありません。食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、身体に必要不可欠な栄養素が多く含まれます。
これらを欠くということはダイエットにおいても不利に働きます。

2.エネルギー不足

糖質は身体の主要なエネルギー源であり、制限することでエネルギー不足に陥ります。
これにより、倦怠感や集中力の低下、運動能力の低下など、私生活にも支障をきたすの私自身実証済みです。パフォーマンス落ちます。

3.社会的制約

これからの季節暖かくなるにつれて宴会行事やイベント事も増えていくのではないでしょうか。その際に選択肢が限られ、ストレスや不満を持った状態でダイエットが継続できるとは到底思えません。

4.長期的な持続性の問題

糖質制限ダイエットは、長期で行うダイエット不向きです。
多くの制限は精神面での不安から摂食障害のリスクを伴います。実際にそのような状況に陥ったお客様もいらっしゃいました。

5.リバウンドしやすい

人間の体は足りてない栄養素があると、それを本能的に求めて食欲が増すようにできています。糖質制限を行うと、甘いものを極端に欲するのはそのせいです。

6.高脂肪摂取の逆効果

糖質を取らない食事でお腹いっぱいにしようとすると必然的に脂質が多くなりがちです。
脂質は糖質よりもカロリー量が多く、同じ量の食事でも高カロリーになります。

糖質制限をオススメしない理由

結論、私としては極端な糖質制限はオススメしません。

糖質制限はリバウンドするよ!

「でも糖質を抜けば一時的には痩せるんでしょ?」と言う方もいます。
たしかに、糖質を抜けば一時的に体重は落ちます。しかし、その減量分が体脂肪であるとは限らないのです。

糖質は体内でグリコーゲンというエネルギー源として体内に蓄えられます。
このグリコーゲンは多くの水分と結合するため、糖質制限を行い、グリコーゲンが枯渇した場合、体内から多くの水分が失われます。

また、糖質制限を行い、エネルギー源がない状態で活動し続けると、筋肉を分解し、筋タンパク質をエネルギーとして活動を行います。
すると筋肉は減少し、当然体重も減ります。
つまり、糖質制限を行い体重が落ちた場合、水分や筋肉量が失われただけ、というパターンが多いのです。

ダイエットの目的は体脂肪を減らすことであり、体重を減らすことではない

ましてや体重に関しても、糖質制限から明けて再び体内に糖質が入れば、体内の水分量も戻り、筋肉が減り、食欲が増した状態で体重が増えていくといった最悪なリバウンドのケースとなるでしょう。

糖質制限明けのリカバリー次第ではダイエット成功の足掛かりになるかもしれません。

しかし、その為には専門的な知識や経験が必要となるため失敗しやすいです。

なので、私はお客様に対しても糖質制限はお勧めしていないのです。

ではどういった食事が望ましいのか

バランスのとれた食事をするのが最短

糖質は悪ではありません。それどころか枯渇すると人体に影響を及ぼし、上手くいくダイエットも上手くいきません。

また、日本人は、糖質を消化・吸収する能力が高いとされているのに対し、脂肪の代謝には優れていません。

このことから、タンパク質:脂質:糖質(PFC)の割合は3:2:5が適していると言われています。

その他、ビタミンやミネラルといった栄養素も重要ではありますが、まずは難しい事は考えず3大栄養素である、タンパク質(Protein) 、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)からなるPFCバランスを意識していく事から始めましょう。

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katada